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​炬火 Die Fackel 

 制服警官が缶コーヒーを買った。

 これは勤務時間内ではないかと問いただし、その様子を動画撮影した人がSNSに投稿していた。

 これも、普段から制服警官が、ちょうどこの警官に絡む男と同じように些細なことで職務質問などするから、こんな仕返しをやる人がいるのだろう。



 勤務時間に遊んでいたりする巡査の人気漫画があった。

 この程度のことに対してさえ、警察は文句を言っていた。あんな不真面目な警官は居ない、と怒って。

 それなら、勤務時間内に私的な買い物しているのは良いのかと疑問を投げかける市民がいても良いはずだ。


 ところが警官を擁護する人たちが沸いていた。

 これが権力に擦り寄るネトウヨだけなら話は簡単である。そうではなく、リベラルなアカウントたちが「警官だって労働者として休憩の権利がある」と、したり顔の感じで述べていた。

 そもそもは、勤務時間内に休憩の飲み物を買うのは良いのかと言う問題である。だから休憩する権利は的外れだ。

 なにより、市民の人権を権力と暴力により無法に蹂躙する警察の日常を知らない人の絵空事だから、リベラルの無知と甘さに呆れるのだ。

 それで権力は腐敗し放題で、人権侵害が横行し、それから目を背ける人ばかりになるのである。

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2024年3月5日
  • 読了時間: 2分

 権力にビクビクする弁護士の件を前に取り上げた。

 「ドラえもん弁護士」とでもいう者たちで、ネズミを退治しようとネコを飼ったけれど、ネズミを怖がるドラえもんと同じ。

 弁護士法の定義は、基本的人権を擁護して社会正義の実現が責務であり、そのために最も大切なのは、最も基本的人権を脅かす存在である権力と闘うことである。

 それゆえ弁護士会には監督官庁が無く自治が認められている。



 ところが、実際は大違い。

 弁護士会は自治を悪用して不祥事の隠蔽や擁護をしてばかりで、この点で悪名高い医師会よりタチが悪いかもしれないほどだ。また殆どの弁護士たちは権力に対して常にビクビクしている。

 これについて弁護士の言い訳とは、弁護士に対して一般人は幻想を持っているというもの。ほんとうは弁護士に大した力が無い。たしかに規制が多すぎて活動できない実態はある。しかし、制度よりも問題なことに日本では個々の弁護士の能力が乏しいのだ。前にも話題に取り上げたが不勉強な弁護士が多い。そのうえ勇気や覇気や気骨が無い人ばかり。これは昔からのことだ。


 それでも昔は反権力の執念を持つ弁護士たちがいた。

 ただ、そんな弁護士たちは、その分やはり、とっつきにくい人である。そんな左翼の弁護士を怖いと感じる人もいる。

 かつてネズミを退治するためネコを飼うのではなくイタチを放ってもいたが、ネズミ退治に執念はあるけれどドラえもんではなくノロイという感じの人が多い。

 それで、相談したいと思わない人が多かったのだ。




 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2024年2月29日
  • 読了時間: 2分

 先月また回想があった小林多喜二の拷問死は、権力による弾圧の代表だろう。

 これについて、その遺族が訴えなかったのが変とか言う人が出ている。そんなことが出来ない状況だったことが理解できないほど呆けた人がいるということだ。

 しかし、時代を知らぬ人がいるだけではない。


 戦後も、今の2020年代でも、少しも変わってないのだ。

 もちろん死傷者も出ている。みんな怖いから知りたがらないとか、社会に幻想を持っていたいとか、それで警察の暴力事件は相変わらずなのに「見ざる聞かざる言わざる」なのだ。精神的に耐えられない人もいて、その中には弁護士までいる。この問題は前に「ドラえもん弁護士」として述べた。ネズミを捕るつもりでネコを飼ったけれど…と。



 でも、今は監査制度があるじゃないかと、勘違いして言う人もいる。

 ところが、警察も公安委員会も情報開示請求をはねつけ、裁判所も警察の味方ばかりして、訴えの握り潰しもやっている。これでは暴力の横行は当たり前である。

 例えば、県公安委員会のメンバーは知事が任命していて事実上の名誉職と化し、置かれている場所も警察内、独立性は皆無で何から何まで身内である。


 司法が進歩的な外国でやっているように選挙するべきである。

 そう昔から言われているが、知能の劣る一般人などに何もやらせられないと言うのが常である。大学の法学部で元検察官の教授が、そんなことを大真面目かつ生意気に語っていたが、もしもその場に被害者がいたら教授はぶん殴られていただろう。

 そいつに言わせると、拷問も愛の鞭であり、冤罪など存在せず、なぜなら自分がやる分には総て正当化されると信じているからだ。


 そこで深刻なのは、警察の暴力に遇った人の多くが精神に異常を来すことだ。

 だから告白できないのはもちろん、権力に操られてしまったり、他の被害者を見て嘲笑うようになったり、という例が色々とある。

 それで、ますます隠蔽されてしまうのだ。困ったことだが、これを打破しないことには何も解決しない。みんな、もっと覇気が無いといけない。

 
 
 
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