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​炬火 Die Fackel 

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2024年4月9日
  • 読了時間: 2分

 岡口裁判官が弾劾裁判で罷免の判決となった。

 これで裁判官をクビになるだけでなく、法曹資格を五年間停止される。裁判官解任だけにしておくべきだと言う弁護士もいる。裁判官として不適切とされても、それが不満なら弁護士の立場で自己主張できるようにするべき、ということだ。

 なんであれ一度の発言で罷免することかと疑問は生じる。


 そんなに岡口裁判官が悪いなら、他にも罷免されるべき裁判官は大勢いる。

 もっと酷い言動をしている裁判官がいるだけでなく、それが法廷でも裁判所の他の場でも堂々と、法に触れるわ人間性を疑われるわのトンデモ発言が日常茶飯事である。

 それが横行している中で、なぜか岡口基一裁判官は、一度だけ配慮の欠けた発言で弾劾されている。東京高裁の三角比呂裁判官なんか百回以上は弾劾されて当然だと、多くの裁判当時者と弁護士たちが言っている。



 岡口基一裁判官といえばTwitterに載せた写真が話題だった。

 そして身体を鍛えていると言ってプールの更衣室でバンツ一丁の自撮り写真を載せ、さらに悪ふざけで縛られている写真を載せ、この時はやりすぎだと批判された。しかし、こんなことでは睨まれたりしないだろう。

 それに、私生活で風俗店通いや「パパ活」で警察に弱みを握られたため操られたりしている裁判官はかなりいて、そういう人こそ辞めさせるべきではないか。


 一方で、岡口基一裁判官は政府に不都合な発言をしていた。

 そのあたりから睨まれていたことは、弾劾されるにいたる経緯と一致することがあったため、前から指摘されていた。物申す裁判官は迫害されるのだ、と。

 そうだと思うのでなければ、この不自然さと不可解さは説明できまい。


 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2024年3月22日
  • 読了時間: 2分

 先日、卒業式の『君が代』を取り上げた。

 こでもう一つの問題がある。強制しないのが建前だが、実際には強制である実態が指摘されている。そこで、思想信条の自由を侵害していて憲法違反だと主張する人たちがいる。

 それもあるだろうが、それ以前の問題もある。


 そもそも『君が代』を法律で国歌と正式に定めたのが憲法違反である。

 この時、日の丸も国旗と定めたが、過去に定められていなかったのは、天皇家の紋章である菊よりも日の丸に権威があるようにしては不味いという考えのためらしいとの説がある。従って、法律で日の丸が国旗と定められたのは「民主化」といえなくもないのでパスポートも菊ではなく日の丸にするべきであり、そうしない現状は法律違反である。

 ところが国歌は事情が異なる。


 憲法には改定する手続きが規定されている。

 そして、すべての条文を変えることができる。外国には、細かい修正はしても基本は同じでないと革命や政変になってしまうから、変えてはならない基本の「永久条項」を定めた憲法があるけれど、日本の憲法には無い。つまり第一条の「天皇」を廃止することも含めて改定してよい。

 ところが『君が代』の歌詞は天皇制が半永久的に存続するよう願う内容である。もちろんこの解釈は大昔の詩を曲解しているとの指摘があるけれど、そうまでして天皇の治世が続くべきだと主張するのであるから、それを変えたいと考える国民が多ければ変えてよいとする憲法と対立する。




 だから、思想信条の自由という問題は、『君が代』に歌唱や起立を強要することもあるけれど、それ以前に『君が代』を正式な国歌として法律で定めたということ自体にあるのだ。

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2024年3月19日
  • 読了時間: 2分

 みずほ証券に950万円の倍賞金支払命令。

 これは80歳代の女性に複雑な「仕組み債」の購入を不当に勧誘したうえで多大な損失を与えた事実について、その違法性を裁判所が認めたということだ。

 この80歳代の女性は、資産の保全を目的にしているのにも関わらず、この目的にまるで合わない投資を薦めた結果、当然にして大損という酷い話であった。しかし泣き寝入りせず訴訟に持ち込み、言い分が認められて勝ったから良かった。


 銀行なら大丈夫ということは無い。

 これは前に自分が経験したことだ。銀行の系列ではなく、別の銀行そのものでのことだ。平和産業に投資すると言っているのに、軍事産業が中心に混ざった投資であることを隠して勧められて買ってしまったのだ。

 もともと、民生品の会社でさえ軍産複合体であることがあるから、そういう銘柄は避けると言っていたのだ。ところが、あとから詳細を見たら、アメリカの軍事産業そのもの会社がある。それも中心的である。

 しかも、買った途端に値下がりし、何百万円もの損失である。後から送付された書類を調べたら、これから値下がりする時期に売りつけていた。良かれと思ってのことでさえなかった。逆に、売りつけたいというのがあったから内容について嘘をついたのが明らかだった。



 本気で訴訟を考えた。

 ただ、銀行の方が担当者を変えて、値が回復した時に売却して損を最小にしたから、思いとどまったのだった。しかし、時期を見て儲かる時期に売るのも、軍事産業で儲けるなんて一円だってお断りであるから、損はしている。

 そして銀行の口座も含めて総て解約し、もう、こんな銀行とは一切の取引はしないと言った。

 とにかく、銀行だから、銀行系だから、きっと誠実だろうというのは幻想である。


 
 
 
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