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​炬火 Die Fackel 

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2024年7月3日
  • 読了時間: 2分

 「日本の警察は世界一」と言われる。

 それにしては御粗末なことが目立つ。それでも諸外国よりマシということなのか。そうではなく、よく言われているとおり日本人が一網打尽の支配を受けやすいだけで、警察が優秀なのではないということか。

 たしかなのは、日本の警察が「ローラー作戦」と呼ばれるように徹底的なシラミ潰しの捜査を徹底的に実施しているから、ここまでやる警察は世界的にも類がないということだ。これは日本の警察が熱心だからなのか、日本人が支配されているからなのか、この両方なのか、という議論になる。


 『カバチタレ』という人気漫画の原案者が指摘していた。

 その著書で述べられたのは、日本の警察が、暴力犯罪には強いが、知能犯罪には弱い、という現実があることだった。こう指摘されてみると、日本の警察は世界一と言われるのは、専ら暴力犯罪に対してだ。そして御粗末なのは知能犯罪に対してのことだ。

 これだから日本は、警察が世界一優秀と言われる一方で、冤罪大国と言われるのだ。暴力犯罪に対しても非科学的な捜査が当たり前のようになっている。




 これは目の当たりにしたことがある。

 しかも一般的な警官のことではなく、科学捜査の技官になっている若い警官の無知だから啞然とさせられた。アメリカのテレビドラマ『CSI』では科学捜査班がドラマ作りのため非現実なほど優秀だから、その影響で裁判の陪審員の中には、例えばDNAの発見で、ドラマと同じ水準を求める人がいるから困ることがあるらしい。それとは違う。

 そうではなく日本の警察の技官が、いまどき小学生でも関心が強いなら知っていることを知らないのだ。


 だから警察がきちんと捜査しても裁判官が無知で誤るのではない。

 もともと警察が無知による御粗末で誤り、それを無知な裁判官が追認してしまうのだ。裁判官だけでなく検察官や弁護士でも、自分の専門以外の一般常識を知らないから誤るというだけならともかく、専門の法律でも間違って平気でいるのが日本の司法の破滅的実態である。そのうえ基礎知識が無くても冷静に判断すれば誰でも解かることが、なぜか解らない。あとは組織の中の序列で何事も決まる。

 これだから、警察が御粗末をしたら裁判で否定されるということが無く、警察の御粗末が改まらないのだ。

 つまり、日本の司法の総体が体育会系ということだ。

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2024年7月2日
  • 読了時間: 2分

 大阪地検トップが在職中に性的暴行の疑い。

 これは、森友事件への対応に安倍晋三が国税局長官の佐川を任命した2018年に、大阪地検の検事正に任命した北川健太郎が、官舎で部下に性的暴行を働いたとみられている。この男は退官して現在は弁護士になっていた。

 これまで、政権のために不正を見逃す仕事をしてきたところ、擦り寄っていた権力の構造が変わったために追及されるようになったのだ、と見る向きもある。



 検察官による性的暴行は昔から語られてきた。

 その権力により何をしても咎められないで済む。被疑者の女性など検察官から集団暴行を受けても、相手が検察官だから、どうしようもない。警察も弁護士も訴えや相談に対して無力である。

 これは内部告発が何十年も前からあって、この組織に嫌気がさして検察官を辞めたと言っている人がいた。


 権力を持っているうえ選民思想を持っているのが検察官である。

 自分たちは特別だと思い上がっている。だから検察で不正があっても常に居直り、検察が好き勝手にしているおかげで日本の正義が保たれているのだから、性的暴行もその内に入ると信じていても当然のことだ。

 かつて大学で刑法や犯罪学を担当していた元検察官の教授は、検察官は神様であると本気で言っていた。そして性的暴行も神の「愛」を受けているのだから感謝すべきだと教室で堂々と説いていた。



 大学で言ってしまうのは、あの小平義男と同じだ。

 戦後まもなくの頃、小平義男という男は、女性を次々と性的暴行のうえで殺害し、遂に捕まって死刑になったが、彼は警察の取り調べに対し、戦争中に兵士として中国に行ったさい暴行殺人を繰り返し、それを帰国してからも止められなかったので、戦場のどさくさ紛れとはならない場でもやってしまったのが失敗だったと述べていた。

 これと同じで、あのセンセイも検察にいたことの癖が抜けずに大学で語ってしまったということだ。本人は気付いてなかったけど、みんなから軽蔑されていた。


 ところが、地位にあぐらをかいていたけれど権力構造が変われば急転直下なのだ。

 それが今回の大阪地検の元トップの逮捕ということである。

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2024年6月26日
  • 読了時間: 2分

 先日、東京地方裁判所から即日抗告の送達があった。

 前に東京簡易裁判所に訴状を提出したところ、担当の裁判官が難癖をつけて訴状の却下命令としたので、これに対して即日抗告を申し立てていた。


 画像はあくまでもイメージ。参考にしたのではない。



 この却下命令を取り消すという決定だった。

 これは意外だった。そもそも難癖で訴状却下命令とは、相手が社会的地位のあるエライ人なので裁判官が逃げを打ったようなものだったからだ。これに対して法的に正攻法の抗告をしたところで相手にされないことが多い。

 ところが、これは却下することないから命令は取り消すという決定だった。


 つまり相手が誰かではなく内容で判断されたのだ。

 いつもこうでなければならないはずだが、そうではないので意外だったということだ。むしろ正攻法だったのが良かったのかもしれない。

 ということで、訴訟そのものではない手続きについてであるが、裁判官に対して勝ちは勝ちである。


 そこで問題なのは訴訟が始まってからだ。

 最初に訴訟を出して、却下命令になり、即時抗告し、その結果が出るまでに半年以上も空転と間延びをしてしまった。証人の手綱を握り続けていられたら良いのだが、これが心配である。だから裁判官による「たらい回し」は問題なのだ。

 とにかく、あとは頑張るしかないので、みんなに興味を持っていて欲しい。

 
 
 
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