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陸上自衛隊が銃を持って市街地を行進した意味

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 5月24日
  • 読了時間: 2分

 陸上自衛隊金沢駐屯地の隊員らが小銃を携えて金沢市内を行進した。

 5月15日のことであった。同市によると、昨年6月に続いての実施であり、これには「市民が不安や恐怖を感じかねない」と石川県内の8団体が連名で訓練の中止を要望していた。

 もともと陸上自衛隊の行進訓練は災害救助のアピールでスコップなどを持ち街中を行進するものだった。それが銃に変わった。どんな意図だったのか。


 自衛隊の駐屯地広報室は説明を「差し控える」とした。

 今流行りの無責任と高圧の言葉であるが、中止の要望をした8団体は先立つ12日に、連隊長に宛てて伝えていたとのこと。これについてのマスコミの取材に対し、能登半島地震などの災害時の活動に謝意を示す一方で「小銃を持って行進するのは全く別の話。日中に市民に見せるように行うのは非常識だ」と語った。



 もともと自衛隊の仕事は、国民を外敵から守るこではない。

 国民が権力に逆らわないように脅したり殺したりすることだから、これこそ本来の態度である。これは最近『X』にデジタル版の広告を載せている機関紙『朝雲』が、かつて公言していたことである。

 おかしいのは軍事オタクたちが隊員を見て「指が伸び切ってる」「銃にマガジンが付いてない」と知ったかぶりしていることだ。そんなこと目撃した市民には関係ないことだ。今やることではなく、やろうと思えばやれると脅すデモンストレーションなのだから。

 

 しかし銃を持つ姿を見て危ないと感じる人ばかりではない。

 あれをカッコイイと思い入隊する若い人もいると思ったのだろう。その程度の発想をする人が自衛隊に実際いるし、何でも構わないから入隊して欲しいと思うのも当然なほど自衛隊は人が足りてない現実がある。だから悪いイメージを持つ人たちがいても、入隊する人がいればと期待したのだろう。

 よく街では人手不足のため外国人が働いているのを見かけるが、公務員なら、そうはいかない。まして自衛隊だから外人部隊とはいかん。

 そこで問題は、入隊する人がいるのだろうかということ。それより、よく言われている隊内のパワハラ・セクハラをなんとかするほうが、入る人を増やすためには現実的な対処だろう。

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