教師から部活の勧誘されたらどう対応するか
- 井上靜
- 2月23日
- 読了時間: 3分
更新日:3月16日
学校で教師に呼び出される。
というと不祥事のようだが、そうではなく教師が顧問をしている部活に入れと勧誘されたことが、高校のころにあった。
このとき同じ姓の人が同じ組にいて、そいつが間違えて呼び出され、同じ組に同じ姓の男子がいないかと問われ、いると答えたら呼んでくれと頼まれたらしい。それで迷惑そうに伝言をされたのだった。そういう事情もあったから出向いた。
その教師が顧問をしている音楽部に入れと言われた。
なぜなら、聞くところによると部活をやってないそうだから、とのこと。確かに、その当時ある運動部を同級生たちと険悪になって退部していた。先輩は親切だったのだが、同級生たちには嫌な奴が多かったのだ。
ただ、そういう生徒はいくらでもいた。その部でも喧嘩のため大量の退部者が出ていた。それなのになんで自分をわざわざ呼び出して勧誘するのか。それは音楽の成績が、その教師が担当している全校生徒の中でダントツで優秀だったからだ。もちろん普通科だったからで、これが音楽科とか音大付属とかだったら大したことない。
この部には入学当初に気になっていた女子がいた。
その時だったら入部したかもしれない。しかし既に他の女子に目移りしていた。だから断った。しょせん高校の部活なんてその程度のことである。
その教師の水準から魅力が感じられなかったこともあった。このことは彼が卒業している音楽大学の名前を出せば納得する人が多いはずだ。この人の受験指導では東京藝術大学音楽学部には絶対に合格しないと保証を付けてもいい。

別の運動部に同級生が入っていた。
この生徒は、やはり顧問の教師から熱心に奨めらたというより強引に入部させられた。大学進学は絶対に推薦入学させると保証されてのことだった。
しかし三年後、推薦入学を断った。大学に行ってまでやりたいと思わないし、そこまでの資質というか才能というかが自分には無いと判断したそうだ。こうして推薦入学を断ったため彼は二浪もする羽目になった。森もと首相のようにスポーツ推薦入学してサッサと退部してしまうような調子の良さが、その同級生には無かったのだ。
あと、自分と険悪になった連中は、その後に大体が退部していた。
それくらい雰囲気が悪かった。これは学年主任の教師も問題だったと言っていた。そいつらが出ていくまで様子を見ていてもよかったかもしれない。結論は急がない方がいい場合もある。
この話に、高校に入ったばかりの女子が「なるほど」と言って感謝してくれた。彼女も部活の同級生たちに思うところがあったということだ。
ということで、来年度に向けて参考になればということで述べた。
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