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共産党系弁護士より稲田朋美議員の方が立派

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 4月21日
  • 読了時間: 3分

 『しんぶん赤旗』のスクープ。

 スマホのロックを解除して個人情報を抜き取るイスラエル製の機器を防衛省が納入する予定であることが判明した。

 この機器はイスラエルにあるセレブライト社のインサイエッツ製で、同社はイスラエルの元軍人や元諜報機関職員が在籍している。



 自衛隊内で犯罪捜査をする警務隊が使用する。

 しかし自衛隊としては犯罪捜査のためだとするが、現実は違う。かつて自衛隊は、内部の不正を告発したと疑いをかけられた隊員に携帯の提出を強要したことがあるから、不正の告発をされないように監視する手段になりかねない。

 また、イスラエル製品を購入すると、ガザの虐殺やイランを攻撃する同国を間接的に支援することにもなると、同紙は指摘している。ただしインテル入ってる機器を買えば同じことだが。それはともかく…


 日本共産党の志位和夫議長の発言。

 この記事について「驚きの一面トップ」とし、「陸自はイラク戦争に反対する広範な市民を監視し、詳細な内部文書を作っていた前歴がある。こんな機器を持てばプライバシーを侵害した市民監視が大規模に行われる危険がある。許してはならない」とSNSで指摘した。

 もっともだが、ただ疑問なのは、そこで同紙は「『しんぶん赤旗』の応援購読をよろしくお願いします」と言い、同議長はいつも「力をあわせて一緒に政治を変えましょう」と呼びかけることだ。


 当方も、防衛医大訴訟の時から陸自に監視された。

 まず弁護士との電話が盗聴されていた。これについて人権救済申立をしたが、東京弁護士会は途中で「ケツまくった」態度になった。また警察からは令状なしガザ入れと暴行を受けた。これらのうち監視に関しては一部マスコミが取り上げ『赤旗』も記事にした。

 しかし後に国賠訴訟で追及しようと共産党系法律事務所の弁護士に相談したら、権力と対立したくないと皆が逃げてしまったのだ。


 もとから、権力からデータを強奪される被害はあった。

 これは自衛隊でも警察でもよくやることだ。共産党の国会議員も被害に遭っているし、一般市民にも被害者はいる。ところが、これに対して共産党系法律事務所の女性弁護士は「スマホを盗られたのではないからいいでしょう」と相談した市民に言い放ったのだ。このような場合は物品より情報のほうが人権侵害として深刻である。まして国家権力による行為なのだから。

 まったく、自分の言っていることが法律家としていかに恥ずかしいことか自覚してないことに呆れさせられるけれど、権力と対立したら怖いという思いが先に立つのだ。


 メディアが頑張っても法曹が駄目。

 だから、こんなことになる。 だらしないのは野党でもマスコミでもなく実は弁護士である。『赤旗』が書くだけで、その後にリーガルな追及をしないのでは空振りになる。

 なのに「『しんぶん赤旗』の応援購読をよろしくお願いします」と言うだけでは売れさえすればいいことになるし、「力をあわせて一緒に政治を変えましょう」と呼びかけるだけでは空々しい。


 ところで弁護士の稲田朋美議員が検察に怒って話題だ。

 冤罪事件と法制度の問題で検察を厳しく批判したからだ。もともと弁護士の国会議員だが、同じ弁護士の国会議員では社民党の福島瑞穂議員がよく追及していたことを、自民党で最右派の稲田朋美議員が言っていることに驚いた人も少なくない。これについて稲田議員は政治的左右の問題では無いとし、検察に睨まれたら国会議員もガサ入れ一つで潰されてしまうからみんな及び腰だけれど、ここで臆病風に吹かれて引き下がることは出来ないから覚悟を決めていると言っていた。

 そうして見ると、防衛相としてはお粗末だったものの、この法曹に関わる姿勢だけは稲田朋美議員は真っ当である。少なくとも共産党系法律事務所の女性弁護士なんかよりは遥かに立派である。

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