「女の浅知恵」というと女性差別だという誹りを受けそうだ。
しかし斎藤元彦が再選された兵庫県知事選挙にあった様々な不正について、関わった女性たちが色々と狡いことをしておいて、それを上手くやったと自慢したため、それで後から騒がれて、慌ててSNSの投稿を削除するなどの対応をしている。
これをみると、どうしても「女の浅知恵」と言う言葉を思い出してしまう。
そもそも「女の浅知恵」と昔から言うのはなぜか。
そういう言葉の基になる事実が昔からあったから言われるようになったはずだ。全く何も無いのに言葉が出来ることはあり得ないし、言葉と合致する現実もたくさんある。
これは狡いことをしているから非難されて当然なのに、誰か力のある人に擦り寄っているから大丈夫だと思い、そうすることが要領の良さだと信じ込んで、多少の悪さも「世渡りの殺生は釈迦も許す」という感じで、うまくやった自分は賢いと口に出すなどしてしまい、後から「雉も鳴かずば撃たれまい」ということになるからではないか。
今回の兵庫県知事選挙は裏で工作があったことを指摘されている。
そのなかでNHK党の立花孝志が最たるものだったが、彼のNHK批判は統一協会が80年代から続けてきたものと内容的に一致しているし、対立候補に対する集団の攻撃も、統一協会が朝日新聞社などに対してやってきた手法と共通しているから、兵庫県知事選挙でも背後に統一協会が暗躍していたはずだと言われている。
そして、あの当時から統一協会の機関紙を発行している新聞社があるなどしているから拠点のようになっていた渋谷では、統一協会系の政治運動団体が「マスコミ是正」という横断幕を掲げて、主にNHKと朝日新聞社を罵っていた。そこで女性信者の甲高い声のヒステリックな叫びが繫華街で迷惑がられていた。
これと同じ女性の存在を、今回の兵庫県知事選挙に感じる。