top of page

​炬火 Die Fackel 

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2024年10月22日
  • 読了時間: 1分

 島耕作のデマ工作で講談社に抗議。

 10月21日の午後6時30分から7時30分までのこと。文京区の護国寺駅前。

 『ニュース女子』というテレビ番組のデマでBPOでも虚偽放送と認定され、訴訟でも敗訴したというのに、同じことを漫画でまき散らす最大手の出版社。







 この抗議行動を、すぐ近くの警察署から来た警官も見に来て、通行人が来ると交通整理をしていた。


 抗議の様子を伺う講談社の人たち。

 自分らが夜遅くまで仕事しているのだから、島耕作がろくに残業もせず取引も昇進も順調という荒唐無稽さには気づいていたはず。

 それでいて今度は権力の横暴に抗議する市民を、権力と癒着して利益にしている大企業の側から嘘で中傷誹謗した島耕作。

 おそらく作者の弘兼憲史は、権勢に媚びて弱者を貶める嘘なら大丈夫だと思っていたのだう。それで抗議を受けたら謝罪した。





 昔のことで、ある同級生が言った。

 弘兼憲史は新進党あたりから選挙に立候補しそうな奴。政治に俄かな関心だけで勉強せず無知なまま一家言を持ってるふりして、権勢に媚びているだけなのに保守ながらも改革者だと気取って見せている、という態度。描く漫画を読んでも他の発言でも。

 まあ当たっている。


 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2024年10月9日
  • 読了時間: 3分

 老人は、大資本や公権力に支配されている新聞とテレビを鵜吞みにしている。

 それだけ価値観が古い、という批判や嘲笑をされて、すると、インターネットのようにデマや陰謀論が無いだけマシだ、と言って反論というより単純に反発している老人を見ると、歳はとりたくないと心底から思う。

 今の老人が、まだ老人ではなかった当時、インターネットは無かった。しかし今でいう陰謀論やデマはあった。これは新聞とテレビと雑誌が堂々と流布していた。これを否定するため、正しい情報を提供するならともかく、正しいか否かではなく都合が悪いからと否定するためだけの為にレッテル貼り攻撃することも、新聞とテレビと雑誌の御用記事によって行われていた。


 コロナウイルスの問題でも昔と同じだ。

 それによる急な需要でマスクが足りなくなったら、あちこちで買い漁っている老人たちがいた。この世代の人たちは、かつて石油危機のさいトイレットペーパーが無くなるというデマに踊らされて買い漁っていたものだ。それを若気の至りでメディアリテラシー欠如だったと反省することなく繰り返していた。

 あの石油危機とトイレットペーパーはデマだったが、そこであった便乗値上げと物品隠しが問題になったさい、それで批判された企業を擁護する御用のマスコミがいた。そういうことに、無関心だった人たちが、同じことを繰り返しているのだ。


 他にも例えば関東大震災の時のこと。

 「朝鮮人が井戸に毒を入れた」というデマで自警団が結成され、殺された朝鮮人と、朝鮮人に間違えられて殺された日本人がいたけれど、この時代にはもちろんインターネットなんて想像を絶する時代である。あれは警察官僚が新聞に流した「官製デマ」であった。

 その犠牲者を東京都が追悼してきたのに、今はこの追悼を断固として拒絶する都知事がいる。この他にも都の財産を一部の大企業に提供するなど酷い政策だから、選挙で落そうとすると、対抗する候補者の票を分断するためインターネットで大規模な工作が大金をかけて行われ、これが成功して現職は三選された。

 このように時代によって道具が違うだけのことはたくさんあるし、デマは公的機関からも発せられて、その場合は大規模になるし、中身も悪質である。



 それを解らない老人が、いつの時代にもいる。

 かつて赤ん坊がコインロッカーに捨てられていたという話に「最近の若い女には道徳が無い。昔は子供をコインロッカーに捨てたりしなかった」と言って憤り、ただ昔はコインロッカーが無かっただけで捨て子は昔からあったじゃないかと呆れてられていたものだが、それとインターネットも同じことである。

 そして、コロナウイルスの予防接種を唯々諾々と受ける老人が、マスコミや広報を鵜呑みにして自分で考えてないと指摘されると、話をすりかえて、インターネットのデマや陰謀論にはまるよりマシだと反論している。そのうえで、何度も接種を受けたと自慢げに語りながら、公式発表を素直に受け取っているとか、専門家を信用しているとか、得意になっている。そうやってリテラシーが欠如している自分を正当化したうえで、自分の頭で考えられない自分を欺いてしまっている。


 かつて自分が老人じゃなかった当時と今と比較して本質を見極める能力が無い人は、いつの時代もいるものだけど、今の老人の世代は特に酷すぎるのではないか。

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2024年9月13日
  • 読了時間: 3分

 LINEで「友だち」になった人が投資の話をはじめたら要注意。

 LINEの運営者も、誰かと「友だち」になるたびに注意するよう表示がでるようにしている。投資に詳しいと自称する人が、興味をもっていそうな人に声をかけるけれど、本当か不明なのに話に乗っては金を騙し取られるので、相手にしてはいけないということだ。

 そもそも、会っていても詐欺師であることはいくらでもあるのに、会ったこともない人からお金の話をされても警戒どころか信用しないのが当然だろう。



 前にマッチングアプリの詐欺を取り上げた。

 これは、いい加減な登録で自己紹介すらしてないのに、なぜか女性が声をかけてくるという実態を目撃したという話題だった。笑って見ていたけれど、これが真面目に自己紹介していた人だったら気づかずに相手にしてしまうだろう。

 このマッチングアプリと似たようなことがLINEでもあるという。



 そうしたらLINEで先物取引の話をしてきた人がいた。

 これは女性で、美人な自撮り画像を添付してきた。こちらは写真はおろかろくに自己紹介してないのに。親戚に詳しい人がいるので一緒にやらないかと言うのだが、その詳しい人というのが東大の教授だと言い、こちらはその方面に知り合いがいるので、話からして架空の人であることがすぐ判った。そうとは知らずにもっともらしい話をしたつもりのようだった。

 しかも、やり方を教えて欲しいと言ったら、先ず投資用の口座に何十万円かの資金を振り込むように指示してきた。どこにも投資用口座は有るものだが、代行している人の個人名義の口座であり、しかも姓名からして東南アジア人である。道理で「トーク」の言葉は時制が一致していないなど日本語が不自然だった。

 ちょっと不信感とともに脅すようなことを言ったら途端に【彼女】は「退出」したのだった。



 先物取引といえば株式より遥かにハイリスクである。

 あの『ナニワ金融道』という漫画にも出てきたように、業者の口車に乗せられて払った金だけでなく追証まで支払う羽目になることがある。それどころか、投資して損する以前に投資するかも怪しい口座に金を先ず振り込めというのは露骨で詐欺としては下手すぎる。

 それでも、金に目がくらんで騙される人がいるのだろうか。『ナニワ金融道』で騙された人は、婿養子で尻に敷かれていたから、自分で自由になる金が欲しかったところへ悪い業者に付け込まれた。そして財産を失い離婚して、夜の工事現場で警備員として働き、その日暮らしになってしまう。それでも鬼嫁と別れただけでも幸せという『リップヴァンウィンクル』のような感じだった。

 しかしリップヴァンウィンクルのようになりたくても、詐欺に引っかかる必要はないのだ。


 
 
 
  • twitter

©2020 by 井上靜。Wix.com で作成されました。

bottom of page