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​炬火 Die Fackel 

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2024年12月24日
  • 読了時間: 2分

更新日:2024年12月24日

 まったく、年末は御金のことで大わらわである。

 私事だと、今年は余裕がある。これも前に言った通りイーロンマスク氏のおかげである。ちょっとだけ上手くやって御零れを頂戴したから。

 ただし、これはあくまで精神的な余裕であり、忙しい(この場合はセワシイと読むのが適切な気がする)ことは例年通りである。

 そんな中で、当然の雑用で記帳をして回った。



 そんな時、無人のATMに制服警官が立っていた。

 「振り込め詐欺の警戒ですか」と訊いたら「そうです。最近、多いんです」と言う。

 前に駅前の郵便局で、かなり高齢の女性でいかにも御祖母ちゃんという印象の人が、郵便局員から「いきなり百万単位のお金なんて、どうしたんですか」「電話で言われて」「それ怪しいですよ」という会話をしていて、居合わせた客もみんな頷いていた。

 この話に、制服警官は「職員が居れば注意してもらえるけれど、それが無人のATMだと無いから」と言う。この若い警官は、それで上司に言われて、ずっと立っているわけだ。

 だから、用を済ませて去るさい「ご苦労様です」と言ったら「お気を付けて」と。


 どうやら、振り込め詐欺とは、御婆ちゃんを慌てさせることを言うようだ。

 それで、考えたり確認したりを、させないようにする。よくもまあ、タチ悪い発想をする者がいるものである。

 あと、これも前に話題に取り上げたが、LINEで投資話をもちかける人。もともとLINEは郵便局の発送を通知するなど実用的なことしかやってなくて、友達とやり取りはしてなかった。そこへ、一緒に投資をやらないかともちかけられたから、これは怪しいと思って相手にしなかった。

 だいたい、証券会社と違って銀行なら堅いと思ったら例外もあって、他の銀行はアコギなことを戒めているのに、一部の銀行とくに投資に力を入れている元都民銀行は、やることがノルマ証券と同じだという話をしたことがあるけれど、ましてインターネットで俄かに知り合った者と金の話をして信用できるわけない。


 もう一つ。

 先日、新宿で歌舞伎町を横切って通ったら、町内アナウンスが流れていて、客引きは条例違反だから、でくわしたら警察に通報するようにと呼びかけていたのだが、それに続いて、こんなことを言っていた。

 「マッチングアプリで待ち合わせした女性が誘う店には、絶対に行かないでください。必ずボッタクリに遭います。女性と店はグルです」

 なるほどね~。御祖母ちゃんだけでなく、男性も注意しないといけない。

 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2024年12月16日
  • 読了時間: 2分

更新日:2024年12月16日

 「誰でも15分くらいなら有名人になれる」

 と言ったのはアンディーウオーホールだったが、そんなふうにマスコミに出ることができるようになった人がいた。

 そのことで時流に便乗したとか火事場泥棒とか言われるだけでなく、そのさいの言動に対しても批判があった。そのことはむしろ当たり前のことだ。

 ところが、「自分を批判している人たちの中には歪んだ承認欲求によっている連中がいるので、そんなのは無視している」と言っていた。



 そういう自分は「有名人」になる前に同じだったはずだ。

 とにかく執拗に批判をして、批判された人たちから「無視に限るぜ」と言われていたり、それすら言われずひたすら黙殺されていたり。

 それでいて、こんど自分が「有名」になったら、ことさら有名人らしくふるまって見せている。

 これはなんとも微笑ましい態度だ。素直すぎる。


 もちろんのこと、本当の敵もいるはずだ。

 そいつらに批判された場合は、「有名になった俺様を批判することで認められたいのだろう」と侮辱しながら気取ることはできない。この場合、そいつらと闘い、「これで忙しいから外野や雑魚は相手にしていられない」という態度をとるのが普通である。

 そうでないのは、なぜか。


 それは承認欲求が満たされたということだ。

 それが言いたくて、「歪んだ承認欲求を抱えた人たちに批判されている」と自慢し、「そんなの無視しているんだよ」と無意味な宣言をして見せているというわけだ。

 まあ、せいぜい15分のタイムリミットまで励むことだ。うまくやれば選挙に出て議員センセイになれるかもしれないから。

 


 
 
 
  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2024年12月4日
  • 読了時間: 2分

 ゆうメールを出したら郵便局で嫌なことがあった。

 ゆうメールは手紙を入れてはいけないので開封して検閲するという。そんなことは今まで数え切れないほどゆうメールを出したけれど一度も無かった。手紙は入れてないかと問うだけで、入れてないと言えば信用してくれたものだった。

 だいたい、今どき別便にすべき手紙を同封するなんてことをする人はいないだろう。


 送り状や納品書は同封してよい。

 それで、手紙ではないかと検閲する。書籍などを送付するなら、思想信条に関わる。誰にどんな内容のものを送るのか調べるのは通信の秘密の侵害につながる。 

 だから封をして、口頭で確認するだけで中身を出して見ることはしないものだ。

 そんことも解らない郵便局員。


 今はイーメールに写真を画像添付して瞬時に届く。

 それでも実物を送りたいから、届けばいいというのではなく、なるべく丁寧に心を込めて綺麗な包みにする。これは手紙でも写真でも書籍でも同じだ。包むのは日本の文化である。

 それを今どきケチで手紙を同封する者なんかまずいないのに、それを開封して調べ、中身を取り出して手袋もせず触り指紋・手垢・皮脂をつけたうえ乱暴に閉じる郵便局員。この人は女性である。ガサツではなく硬直化していて規則を盾に偉そうにしているのだ。 



 郵便法違反になる危険物などは仕方ない。

 もしも深刻なことがあったら取り返しつかないから、どんなに信用できる差出人でも、なにか危惧される場合には確認するのは仕方ないことだ。しかし、ゆうメールに手紙を入れたところで深刻なことはあり得ない。料金を少しズルするだけのことで、それだって昔のことだ。

 また、手紙を入れてないと申告しても開封するというのは利用者を信用してないことになり、そんな失礼なこと過去にはしなかったはずだ。

 そして綺麗に包んでいたものを引きちぎってしまい、ガムテープを貼る。相手方に対して心を込めていた丁寧な作業が台無しである。


 こんなことをするから利用者が減るのだろう。

 それで料金を値上げし、さらに利用者が減るのである。



 
 
 
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