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​炬火 Die Fackel 

  • 執筆者の写真: 井上靜
    井上靜
  • 2024年12月8日
  • 読了時間: 3分

 高市早苗議員が「闇バイト」対策に通信傍受と言い出した。

 しかし「闇バイト」するのは暴力団の「鉄砲玉」にされるより酷いことになる。鉄砲玉なら組織の構成員としての待遇がある。刑務所に入れられても差し入れなどアフターケアがある。そうでないと組織が構成員から信用されなくなり組織のために体を張って働こうという構成員がいなくなって組織の存亡に関わる。これに対して闇バイトは完全使い捨てである。派遣社員以下である。こうことを先ず啓発するべきである。

 また、闇バイトについて甘く見ている人ならいるが、ヤバいくらいのことはみんな知っている。それをやってしまうのは金が欲しいからで、そこまで金に困る人がなるべくいなくなるように対策するのが政治の役目である。



 それにインターネットの傍受をしても無駄である。

 これはインターネットで商売している堀江貴文なども指摘していた。インターネットは通信の過程で暗号化されているので、途中を傍受しても意味が解らない。

 それを電話の盗聴みたいに思い込んでいる高市早苗議員の無知ということだ。


 そもそも暗号化は反戦運動のために開発された。

 アメリカで、今トランプ政権が廃止も言い出したFBIが、かつては政治家の電話を盗聴して弱みを握り脅していた。あのフーバー長官など悪どいことばかりしていたけれど、これだから市民の監視も当然のこととして実施していて、反戦運動している人たちの通信を盗んでいた。

 これに対抗して暗号化が開発された。開発したのは「反骨のユダヤ人」と言われる技術者だった。これが後に商業利用されるようになった。

 そういうことだから、日本で言えば高市早苗のような政治家に好き勝手できないようにする技術だったのだ。なのに知らないで恥をかいた高市早苗議員であった。


 まったく高市早苗という人は狂信的ファシストだ。

 あくまで目的は犯罪を防ぐことだから、その手段の一つである闇バイトを請け負う人がいなくなるように、その危険性を啓発し、それでも金が欲しいという貧国者を無くす、という対策をしようとするのが正常な政治家の考え方である。

 そうではなく、犯罪があることを前提にして通信傍受の口実にしようと言い出すのだから、これでは社会が滅茶苦茶になってもいいから監視社会にしたいということであり、政治家が考えることとして異常である。

 だから高市早苗議員は無知かつ異常である。それは相当なものである。

  

 つまり闇バイトなんかより余程、高市早苗という政治家が存在していることの方が、社会にとって危険なのだ。

 
 
 

 NHKから国民を守る党は反社会的なカルト団体。

 そう言われて、同党(以下NHK党)は名誉毀損で訴訟を起こした。しかし敗訴した。そう言っても違法性が無いとのことだった。

 なぜなら、これまでのNHK党中心人物による言動は非常識の誹りを受けても当然であり、それに沿って活動している団体であるから。

 この判決を、とんでもない誤読した人たちがいる。それもジャーナリストを名乗っていたりする。



 NHKは反社会的なカルト団体だと裁判で認定された。

 そう言っている。こんな判決ではないし、そもそも裁判の争点ではなく、争点になりえない訴訟である。

 この訴訟は、NHK党に対して、反社会的なカルト団体という評価をすることが、合法か違法かということが争われたのだ。だから相当の根拠がある評価なら合法であるし、相当の根拠が無いか何の根拠も無いなら違法となる。

 そこで、具体的にNHK党の中心人物による党活動における言動は、反社会的なカルト団体と評されても仕方ないから、相当の根拠がある評価なので合法という判決である。

 したがって、この評価に不服なら反論したり反証を挙げて覆したりするべきで、今の時点でNHK党が同じことを言われたからと訴えても通らないということである。


 これは裁判で「反社会的なカルト団体」と認定されたのとは違う。

 あくまで、そういう評価をするに相当の根拠があり、選挙に候補も出している団体についての評価であるから、この評価に違法性は存在しないということである。

 これは判決を報じた新聞の記事も、そのように解釈していることがはっきりしている。それなのに、そのジャーナリストらは、法的無知から判決文を誤読したどころか、報道した新聞の記事すらきちんと読めないということである。

 また、NHK党を貶めたかったので故意に悪く言おうとして間違ったのでないことは、誤読の仕方から明らかである。もし悪く言うためなら「反社会的なカルト団体」と評価しても違法ではないと裁判所が認めたので、どんどん言ってやろう、NHK党は文句があるなら反論しろ、と言うはずだ。


 この違いが解らないジャーナリストが結構な目立ちようである。

 そして気づかない無知な人やそそっかしい人たちに取り巻かれている。これだから、NHK党に限らず反社会的なカルト団体と言われても当然の勢力が、のうのうとしていられるのである。

 
 
 

 選択制夫婦別姓について、国会でケリをつけたい。

 立憲党の野田代表が表明したそうだが、これは制度を作って当たり前で与野党の大体が賛成なのに自民党の一部だけが猛反対で妨害がされていたことに対してのことだ。

 かつてもう一人の野田すなわち自民党の野田聖子議員は、夫婦別姓もいいではないかと発言していた。女性の自民党議員で旧姓を名乗っている人は何人もいる。その人たちも自分で旧姓を議員として名乗っておきながら夫婦別姓に反対しているという滑稽なことがある。

 ところが、野田聖子議員は夫婦別姓を肯定していて、これに対して、ある自民党の男性の議員から、田舎では駄目だと言われていた。テレビに出演していたときのことだ。田舎の他に宗教団体が反対している。ということは因習である。そんなものに合わせることは無いというのが常識だろう。ところが常識とは違う発想がある。それが田舎と宗教なのだから、むしろ当然である。



 それで不当に得をする人たちも少しはいる。それで因習が続くのだ。

 かつて椎名誠のエッセイにあったが、誰だか知らない人から結婚式の招待状が来て、その片方の姓には憶えがあり、これは知り合いの親だったと気づくというように、日本の結婚式は奇妙である。

 今時、封建時代のように家の結婚式だということで結婚する当人ではなく親の名義で招待状というのは間違ってないかと思う人は多い。それでも自分の親または相手方の親に押し切られる。結婚する当人ではなく家族が主催者になるのだから、葬式と同じである。当人は死んでいるのも同然だ。もともと結婚式は恋愛の葬式のようなものである。

 しかし、子供を虐待しておいて、結婚式には主催者となり、香典と同様に祝儀を家族がもらってしまうことがある。こういうことができるから、封建的だと好都合なのだ。

 

 結婚したら同姓を強制しているのは日本だけである。

 だから世界中で困っていないのに日本だけ困るということはあり得ない。それでも日本独特のものだからとこだわっている人たちがいる。なにもいいことが無いのに、日本だけのものだから良さがなくても維持したいということだ。

 これは未開の蛮族が、土俗的なアイデンティティを保ちたくて奇習を続けているのと同じである。独特な文化ではなく珍奇さでしかないが、それしか持っていないから仕方ない。日本は違うけれど、それが駄目だと言って未開野蛮になれという人たちがいて、それが昔から自民党に影響を及ぼしてきた。

 それでも、やりたい人だけ同姓にすればいい。それが駄目で強制して欲しいというのは自信がないからだ。みんな同じにしていれば、無意味なことにこだわっていることに気づかれにくい。その程度のことである。

 だから、案外、夫婦別姓を国民すべてに強制することにしたほうが、別姓選択可に反対していた人たちから賛成されるかもしれない。

 
 
 
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